令和元年12月4日、
京阪電車「牧野」駅すぐの京都銀行牧野支店で行われた
牧野枚方えびす祭福娘の最終選考会。
(さりげなくついているSDGsマーク)。
書類選考を通過した15名が集まり、さまざまな自己PRをしてくださいました。
司会進行は、ショットバー「カボチャソース」のマスター、八木さん(牧野愛する商店会)です。
さて! 合格された4名の出し物は……
松原美結さんは、くずはモールの館内放送を、福娘バージョンで。
守谷美咲さんは、「もしも福娘がパン屋さんだったら」という小噺。
(ちゃんと最後にオチがついてました!)
他にも、
「エアー書道パフォーマンス」
「フラフープを回しながら福娘志望動機を語る」
「日本の歴代総理大臣の暗記を、替え歌で」
「中島みゆきを歌います」
など、非常に完成度の高い出し物の数々に、審査員も悩みに悩んでいました。
どの人にも合格してほしい! みんな福娘にしてあげたい!
でも心を鬼にして、選ばなくてはなりません。
なぜって、牧野枚方えびす祭の福娘は、少数精鋭が自慢だからです!
それに、この「福娘さん」事業は、長く住み続けられる町づくりのため、牧野を福でいっぱいにしようというプロジェクトなので、
そして
以上13名の審査員が、それぞれ同じ点数を持ち、採点形式で行われるのです。
そして前出の4名の方が、選出されたのでした。
ゲスト審査員の苦田秀雄さんに、選考会の講評をいただきました。『ダイドードリンコ 日本の祭り』というテレビ番組に長年携わり、全国各地の祭りを取材・応援してこられ、「日本の祭り」という本も編まれている苦田さんは、元博報堂マン。大学でも教鞭をとられています。
「全国各地いろいろな祭りを取材してきているが、こうして神社と商店会と地域のコミュニティが協力しあっている事業は、ありそうで実はあまり無い。これこそ祭りの本当の姿だと思う。福娘に応募するみなさんの熱意や自己PRには胸打たれるものがあり、選外になった方々のことを考えると胸が痛い。今日はぼく自身も勉強になりました」
片埜神社宮司からは賞金が手渡されました。
さて、すぐに撮影です。
まだね、慣れないんですよね、この烏帽子が。今日出会ったばかりの四人ですがさっそく助け合っています。ほっこりする光景。
これから一年間、一緒に牧野を福でいっぱいにしましょう!
追記
令和2年の福娘さんは、5名を募集し、最終選考会で5名の方が選出されました。
その後、1人の方が1月10日の最も大切な十日戎に、ご家族の慶事が重なって参加できないことがわかり、応募条件に当てはまらないのでご辞退されました。委員会一同、悩みに悩んだ末、欠員補充はせず、ひとりずつの個性を大切に、四人で活動することに決めました。応援よろしくお願いいたします。